3Dパース・カラーシミュレーション

外壁塗装のカラーシミュレーション・3Dパースを解説していきます。

 

カラーシミュレーションってなに?

以下のようにお家の写真を加工して色を変えていくサービスになります。

外壁塗装の色選びのコツ

この記事では大まかなポイントだけになりますが、見本帳で見たときにはすこし薄いくらいの色の方が失敗することは少ないと思います。見本調では小さい面積で色が並べられてるので外壁に塗ったときに予想以上にインパクトが強く出ることがあります。

可能なら大きな見本板を作ってもらいましょう。

ある程度の大きさの見本板を参考にすると家全体のイメージも付きやすくなるので、あまりにも心配な時はお願いしてみると良いかも知れません。

デザインのコツ

基本的に色の組み合わせは3色までがいいかと思います。

無彩色ならあまり気にしなくてもいいかもしれませんが色が多すぎるとチグハグして騒がしいイメージになってしまいます。

基本的に暗い色は下、明るい色は上。

サイディングの外壁などによくある建物中段に「帯」が存在するお家は下と上で塗り分けることが多いです。

その時に上部分の色が下部分の色よりも濃くなってしまうとアンバランスな印象になってしまいます。色は暗い色は重く、明るい色は軽く感じられるからです。
ただ例外もありあえてその様にしたほうがオシャレになる場合もありますので、よく自分のお家と相談することが大切です。
下N-30 上N-80
シンプルにモノトーンでまとめてみました。木部の茶色が指し色になっていい感じですね。
万人受けするデザインだと思います。

下N-80 上N-30
先ほどの組み合わせの逆パターンです。
とくべつぎょっとするようなデザイン、という訳ではありませんが建物の高さが低く見えてしまいコンパクトな印象になっています。

同系色でまとめてみるのもアリです。
次の配色は比較的下を暗く、上を明るいグリーン系でまとめた例です。

下37-50H 上37-80D
白の雨樋、破風との相性も良くオシャレにまとまっています。なんとなくですが優しそうな方が住んでそうな雰囲気です。
緑色にはリラックスや癒しといった効果があるからでしょうか。
もしかするとお家の色でご近所とのお付き合いや、家族の雰囲気も変わったりするのかも知れませんね。

付帯部の色選び

お家には壁だけではなく様々なパーツが存在しています。私たちは「付帯部」などと呼ぶのですがそれがまた雨樋、破風、水切り、霧除け、帯、軒、…など普段の会話では出てこないようなキーワードが並びます。
基本的に付帯部の色は白、黒、茶が使用され、その中でもサッシの色に合わせた色選択をすることがベターであると言えます。

下37-50H 上37-80D 付帯部変更
ウッドデッキや玄関回りに木部の茶色があるので凝ったデザインに見え、全体的にしっかりとまとまりがあります。
有彩色が多くなりカラフルになったからか、付帯部が白だった上のものに比べてすこしアクティブなイメージになりました。
青空によく映えています。

暗い色にするか明るい色にするかも感じる印象に大きく影響を与えます。

一般的に明るい色は膨張して見え、暗い色は収縮して見えます。

N80
白い外壁に茶色で指し色をとったパターンです。
緑で配色した時よりも建物が大きく見えるのがお分かりになると思います。
真っ白な外壁に茶色の付帯部でメリハリのついた、ありそうで意外と見ない素敵なデザインです。

N-30
上の配色の黒バージョンです。
建物自体の膨張感は少ないかも知れませんがそれとはまた違った迫力があります。
重厚感が増し、洗練されたスタイリッシュな印象のデザインになっています。

カラーシミュレーションで気を付けたいこと

とても便利なカラーシミュレーションですが、気を付けなければならないこともあります。
それは画面上での色と実際の色には差があることです。

カラーシミュレーションソフトの種類

カラーエクスプレス https://www.i-locus.com/colorexpress/

このソフトでは置換機能やスタンプ、消去等のトリミング機能が実装されています。
オートマスキング機能とポイントマスキング機能の組み合わせは、様々なケースのシミュレーションに最適です。
もちろんプリントアウトにも対応し、プリントした資料を業者に見せることで確実な意思の疎通が可能となります。

 

住宅塗り替えシミュレーション https://www.sk-kaken.co.jp/simulation/

エスケー化研という塗料の開発と販売を行っている会社なのですがカラーシミュレーションソフトの提供もしています。
このソフトでは細部までこだわりの色付けが可能です。
料金や会員登録は必要なくどなたでも使用することが出来る上に、あまりパソコンが得意ではなかったり、初めての人でも利用しやすいソフトです。

 

i color paint https://www.suzukafine.co.jp/?page_id=16

こちらは塗料メーカーのスズカファインが提供しているフリーソフトになります。
ipad専用のアプリになってしまうのですが、無料で使えてなおかつ作業性にも優れています。
直観的操作が可能となっており、多くの色を組み合わせたカラーシミュレーションを行うことが出来ます。

 

3Dパース・インテリアパース

マンションや店舗などを改装する際に、平面図だけではイメージが湧きにくいですよね。
そのため、実際に工事が完了してから「希望と違う…」と感じることがあります。
そこでオススメなのが、3Dパースです。

3Dパースとは

建物を立体的な絵に表したものを3Dパースと呼び、主に建築業界で使用されます。
建築パースには種類があり、手書きで作成するもの、PCソフト・アプリで作成するものがあります。
専用のソフトを用いて作成したものは、以下の画像のような仕上がりになります。
これで建物の外観や室内をデザインし、お客様との工事内容の共有、ご提案に使われています。

弊社で使用しているパースソフトでは、画像だけでなく建物内を歩くことも可能です。

3Dパースのメリット

3Dパースでは360度全方向から対象を確認することができ、さらに平面図では伝えられない細かな情報を伝えることができます。
また、デザインを自由に変更できるのでインテリアの家具、壁の色などを繰り返し確認し、実物を見ているかのような状態での打ち合わせが可能です。
3Dパースを用いた打ち合わせなら、理想と完成形のギャップをなくすことができるでしょう。

3Dパースと外壁カラーシミュレーション

カラーシミュレーションは外壁塗装、3Dパースはマンションや施設などの建物の建築、店舗改装工事の際に完成形をイメージしやすくするために使われています。
工事の満足度を上げるための、綿密な打ち合わせにどうぞご活用ください。

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