コラム

【FRPライニング】鉄骨・鉄部の塗装前補修

鉄骨手すりの保護にはアルミテープだけでは不十分?他社との差別化ポイント

鉄骨手すりの保護方法にはいくつかの選択肢がありますが、よく見かけるのは「アルミテープで巻く」方法です。確かに、この方法は手軽でコストも抑えられるため、一般的に使用されることが多いですが、実はその効果には限界があります。特に長期的な耐久性や強度を求める現場では、アルミテープだけでは十分ではないことが分かります。

アルミテープの問題点

アルミテープで巻く方法は、確かに初期費用を安く抑えることができ、施工も簡単です。しかし、アルミテープは強度が低く、時間とともに劣化していきます。特に紫外線や風雨にさらされると、アルミテープの接着力が弱まり、剥がれやすくなります。その結果、鉄骨が再び露出し、錆びや腐食が進行する恐れがあります。また、アルミテープ自体が衝撃に弱く、手すりの強度が求められる場面では、十分な保護効果を発揮しません。

FRPライニングの優位性

当社では、鉄骨手すりの保護に「FRPライニング」を採用しています。この方法は、単なる表面のカバーにとどまらず、強力な保護膜を形成し、長期間にわたって鉄骨を守り続けます。FRP(繊維強化プラスチック)は耐腐食性が非常に高く、湿気や水分、紫外線などの厳しい環境からも効果的に保護します。また、強度も高く、衝撃や摩耗に対する耐性があり、手すりが物理的に傷つくリスクを減らします。

腐食で千切れた手すりも修復可能

さらに、FRPライニングの大きな特徴の一つは、腐食して千切れたり、傷んだりした手すりも修復できることです。鉄骨が腐食すると、手すりがボロボロになり、危険な状態になることもあります。しかし、FRPライニングを適用することで、手すりが再び強固に修復され、見た目だけでなく、安全性も大幅に向上します。この修復方法は、特に古い手すりや劣化が進んだ鉄骨に対して有効です。

FRPライニングの施工方法

FRPライニングは、まず鉄骨の表面をきれいに清掃し、錆や汚れを取り除きます。その後、エポキシ樹脂やポリエステル樹脂などのFRP専用の素材を手すりに塗布し、強化繊維で補強します。これにより、しっかりとした密着性と耐久性を確保します。施工後は、十分に乾燥・硬化させることで、長期間安定した保護層が形成され、外部の影響を受けにくくなります。

まとめ

鉄骨手すりの保護には、アルミテープで巻くだけでは十分な耐久性を発揮できません。私たちのFRPライニングを採用することで、より高い耐久性と保護効果を提供でき、長期的に鉄骨を守ることができます。さらに、腐食で千切れた手すりも修復可能であり、安全性と美観を再生できます。もし、手すりの保護に不安を感じている場合は、ぜひFRPライニングを選択肢に入れてみてください。品質と耐久性に自信を持ってご提案いたします。

関連記事

コメント

この記事へのトラックバックはありません。

PAGE TOP